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松田詩野が圧巻のパフォーマンスで「Gotcha Ichinomiya Chiba Open powered by Gravity Channel」Women's QS 1,000を制した。

「Gotcha Ichinomiya Chiba Open Women's QS 1,000 powered by Gravity Channel」 においてタヒチ出身の強豪、カレル・ポプクを抑えて日本の松田詩野が優勝を飾った。松田は1000QSポイントを獲得し、昨日のライアン・カリナンに続いてQSランキングを一気に高める大きな勝利を手にした。ポプクが早めの攻撃を仕掛けたのに対して松田はじっくりと波を選び、バックハンドの形の良い波を捕まえるとキレのある技を連発して8.57ポイントという高得点を叩き出した。

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Shino Matsuda / © WSL Asia

松田は観客の声援を背にポプクにプレッシャーを与え続けながら徐々にバックアップスコアを伸ばしていき、最終的にはポプクのニードスコアを8.67ポイントが必要なところに追い詰めた。

松田詩野は『日本ではあまりQSの試合がなかったので、これまでは海外の試合をメインに参加していました。海外の選手はレベルが高いのでQSではあまり良い成績を残せていませんでした。しかし、今回は母国の日本で素晴らしい成績を残すことができ、これまでの努力が報われてとても嬉しいです。今回はヒートごとに調子が上がっていきました。特にセミでプライオリティーがない状態でエクセレントスコアを出すことができたのは大きな自信となり、ファイナルも緊張せずに臨むことができました。大きな舞台で勝利をおさめることができて本当に感動しています。今後もさらに良い成績を狙っていきたいです。』と語った

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Shino Matsuda / © WSL Asia

QSでの勝利は彼女にとって2回目であり、今回彼女が得たポイントによってQSランキングを65位まであげてきた。ファイナルで経験豊富な先輩の女子サーファーを相手に厳しい戦いとなることが見込まれていたが、いざ蓋を開けるとセミファイナル、ファイナルでエクセレントスコアを出すなど安定した強さを発揮していた。

『私はまだプロジュニアの年代なので、今年はWJCで優勝したいです。そして今回の勝利を自信にしながらQSでは最終的には50位以内でフィニッシュしたいです。』と松田は次の戦いへと気持ちを切り替えている。

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Karelle Poppke / © WSL Asia

ポプクは今シーズンすでにQSで2位と3位という好成績を残しており今回も優勝候補の一人であったが、まだフルでシーズンをうまく戦ったことがない。ポプクは2016年に初めてQS大会で勝利しており、今回は昨年の準優勝者である黒川日菜子にセミファイナルで打ち勝ち、優勝することが期待されていた。しかし、ファイナルでは高得点が出せる波を捕まえることができず、彼女のポテンシャルを発揮できないまま惜しくも2位に甘んじた。

ポプクは次のように語った。『今回、2年ぶりに日本に戻ってくることができてとても嬉しく思います。ファイナルでは自分らしいサーフィンができる波を見つけることができず、厳しい戦いを強いられました。今後はさらにQSの試合に参加して自分のランキングを高めていきたいです。』

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Hinako Kurokawa / © WSL Asia

日本の黒川日菜子は、昨年と同様にファイナルデイまで残ったが、セミファイナルではポプクが叩き出した得点を超えるような点数を出せる波を見つけることができなかった。今回の試合では360QSポイントしか稼ぐことができなかったので今回の結果はあまりQSランキングを上ではプラスにならないが、さらなる高みを目指すためにはこれまで以上のスコアが求められる。

『最近は安定した試合運びができているので自信を持てるようになりました。今回のポイントは自分にとってあまりプラスにはなりませんが優勝すれば1000ポイントを獲得できるので次は優勝できるように頑張りたいです。』と黒川は語った。

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Ren Hashimoto / © WSL Asia

同じ日本人の橋本恋は、セミファイナルで健闘したものの、エクセレントスコアを出した松田にあと一歩及ばなかった。彼女はまだ若いがQSの経験は豊富である。今年でQSに参加してから5年がたつ橋本はこれまで以上に良いランキングを狙っている。

『今大会の結果はあまり良いものではありませんでしたが、試合の運びかたなど学ぶことはたくさんありました。今年もたくさんのQSに参加する予定なので常に自分のベストが出せるようにコンディションを整えたいです。セミファイナルまでは戦略通りの戦いができていましたが、ファイナルではミスをしてしまったり、良い波を選べずに負けてしまいました。この敗戦を糧に、次の大会では良い結果が残せるように頑張ります!』と橋本は笑顔で答えてくれた。

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