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2016 Ichinomiya Chiba Openの栄誉を手にしたガイゼルマン!

Ichinomiya Chiba Open

Ichinomiya Chiba Openの栄誉を手にしたガイゼルマン!

2016年5月29日

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昨年末のパイプラインでワイプアウトした際に意識を失い死の淵をさまよった、フロリダ出身のエヴァン・ガイゼルマンが今大会を制覇した。この日の志田の波は1~2ftのクリーンなコンディション。ガイゼルマンはイタリアの剣士レオナルド・フィオラヴァンティと決勝戦を演じた。スモールコンディションの波はこの2人のバトルに一役買い、さらに日曜日となった最終戦には多くのギャラリーが会場には集まり、日本では8年ぶりとなる規模のビッグイベントを大いに盛り上げたのだった。

決勝戦が始まりはとてもスローで、2人のサーファーは最初の波にとても慎重だった。結局はそのまま波に乗らず10分が経過し、試合はリスタートすることとなった。試合が仕切り直されるとすぐにセットは現れた。先に仕掛けたのはガイゼルマンだった。彼はライトの波をつかみ7.00をスコアー。その裏の波をフィオラヴァンティが大きなエアーリバースで応戦、エクセレントの8.50をスコアーした。リードを奪われたガイゼルマンはライトの波を掴むと4つの大きなバックハンドスナップをスマッシュ。そのスコアーを9.17とし、見事に彼のキャリア最高の勝利を手にしたのだった。

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エヴァン・ガイゼルマン

「ラスト2分を切った頃、本当に色々な感情が頭を過ぎったよ。パイプラインでの事故の後、僕は再びサーフィン出来ることにただ感謝してきた。だから自分のキャリアの中でも最も大きなイベントに勝利できたことは驚いています。6000ポイントを手にしたことは本当に大きく、今後の弾みにもなります」。ガイゼルマンはそう喜びを語った。

フィオラヴァンティにとってQS6000でのファイナル出場は3度目である。今大会では2位ではあったものの、落ち込むことはない。フィオラヴァンティの現在のレイティングは恐らく、2017年のWSLのCT入りを果たす可能性を大いに秘めている。

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フィオラヴァンティ

フィオラヴァンティはこう語った。「クオリファイするためのポイントを考えると満足はしているよ。それにしても試合のラストは本当に厳しかったよ。波も今日は厳しくて、このヒートの中でいい波は一本くらいしかなかった。そういう意味ではこの結果は良かったし、いい年になると期待してるよ」。

ウィメンを見てみよう。QS1000のファイナルを優勝で飾ったのは、トップシードナンバー1の野呂玲花だった。それは決して驚くことではない。今イベントの間、完璧とも言えるサーフィンを披露してきた野呂は、ファイナルでも勢いそのままにレフトの波もライトの波も果敢に攻め、トータルスコア14.76ポイントで優勝に輝いたのであった。この勝利はロスカボスで行われるQS6000へ向け、彼女により勇気を与えたことだろう。

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野呂玲花

「言葉にならないくらい嬉しいです。今自分はカリフォルニアに住んでいて、こうして試合で日本に帰ってきて、優勝することができてとても幸せです。決勝での対戦相手はみんな強い選手ばかりで、勝利するのは本当に厳しいものでした。だからここで勝てたことはロスカボスに向けてとても励みになります。