WSL JAPAN TOUR
LOCAL TIME : G-SHOCK

ワイルドコンディションが志田を襲ったIchinomiya Chiba Open 5日目

Ichinomiya Chiba Open

ワイルドコンディションが志田を襲ったIchinomiya Chiba Open 5日目

2016年5月27日

より良いスウェルを待つため、レイデイを選択した昨日から一夜明けたIchinomiya Chiba Openはこの日、メンズラウンド4をコンプリート。
大会4日目となったこの日、選手達は昨日のフラットなコンディションとは全くもって対照的な強烈なオンショアの風とピーキーな2~3ftの波に直面することとなった。

仲村拓久未は本戦に残った2人の日本人サーファーの1人だ。そのサーフィンはまるで、彼の人生がラウンド4で決まるとでも言っているかのようだった。仲村はこの日の中では長いライトハンドの波を見つけると6.80ポイントをバックアップスコアに据える。そしてその前には三つのマッシブな切り込みでこのラウンド最もハイスコアとなる8.83ポイントをつけ、堂々ラウンド5へと駒を進めるのであった。

292666a418a4b0bb5c0be034320.jpg
仲村拓久未

仲村はこう語った。「ここまでの点数が出るとは思わなかったです。クローズになることは分かっていました。でも試すだけの価値はある波でした。1位で通過したと知った時は本当に嬉しかったです。このラウンドでのこのヒートで勝ったことはファイナルへ向けた大きな自信につながりました。優勝を目指します」。

この志田ポイントでの優勝経験を持つミッチ・クルーズだが、このラウンドはとても苦しい戦いを強いられた。いくつかの波で結果を出せなかったクルーズだったが、やがては勝利に必要なトータルスコア12ポイントを得てこのヒートを1位で終えた。

4fc6189128869b1b706200a4a48.jpg
ミッチ・クルーズ

試合を終えたクルーズはこう語った。「良さそうだと思った波にはぜんぶ行ったよ。こういう波のコンディションではプライオリティーはもはや意味もないし、自分のゾーンに来た波にはとにかくたくさん乗ろうと思ったんだ。明日からはコンディションも良くなるみたいだし、今日を乗り切れて良かったよ」。

ブラジル出身のデイビッド・シルヴァはヒートが始まるとすぐに2本のライトの波を見つけた。どちらもバックハンドターンをスマッシュ。それぞれ7.03と8.33ポイントを叩き出し、このヒートを勝ち抜いた。

0930b896579f4de42b7083210d5.jpg
デイビッド・シルヴァ

「ヒートの対戦相手は本当に手強かった。沖では熾烈な戦いだったよ。この勝利には運も味方してくれたんだと思う。いくつかの波に乗れて、ターンを決めることができて、いい点数をもらえたんだ」。

シルヴァが首位に立った時、アメリカ出身のパーカー・コフィンは同胞のクーパー・チャップマンとブラジル出身のティアゴ・カマロを払いのけ、2位のポジションをキープ。コフィンはシルヴァ同様、ライトの波にバックハンドで臨んだのだった。この戦術が功を奏し、次のラウンド5に駒を進めることとなった。このQS6000という試合は彼にとってとても重要で、彼はクオリファイポイントを稼ぎ、自身の兄弟であるコナー・コフィンが待つエリートCT入りすることを目論んでいるのだ。

d76261db65de3d1762fc36cf02c.jpg
パーカー・コフィン

こういう波のコンディションではアクティブに動き続けることが勝利への鍵なんだ。もし早めに何本か波に乗れれば、自分のリズムを作れる。だから僕はそうしようと早めの行動に出たよ。CTにいる兄弟のコナーが、僕に大きな影響を与えてくれたんだ。僕らは同じようなプログラムの練習をしているんだ。だから自分も早く彼に追いつきたいと思っているよ」。パーカーはそう締めくくった。