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いよいよ志田の下にクオーターファイナルの8人が出揃った

Ichinomiya Chiba Open

いよいよ志田の下にクオーターファイナルの8人が出揃った

2016年5月27日

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志田ポイント

スリリングで目まぐるしい展開となった大会6日目、ついにクオーターファイナルへ駒を進めるサーファーたちが出揃った。ジャンクに近いコンディションだった昨日とはうって変わり、今日の志田はクリーンな2~3ftの、今大会でもベストとも言えるコンディションになった。それは世界のトップクラスのサーファーたちにとっても十分と言えるものだっただろう。

この日、もっともエキサイティングマッチとなったのはラウンド6のヒート2のことだった。オーストラリアの新時代のJQSチャンピオン、イーサン・ユーイングは現在QSランキング1位のイタリア出身レオナルド・フィオラヴァンティと対戦。フィオラヴァンティは試合開始そうそう、7.67ポイントの高得点をつけると、特大のフルローテーションのエアリバースを決め、エクセレントの9.27ポイントを叩き出し、そうそうに試合を決めてしまったように見えた。コンビネーションに追い込まれたユーイングは粘り強く7.87ポイントを得るも、もう一本のハイスコアが可能な波を見つけることができず、フィオラヴァンティにクオーターファイナルへの道を明け渡してしまった。

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レオナルド・フィオラヴァンティ

「すべて上手くいったよ。波は本当に良くて、イーサンとは子どもの時以来の対戦で、彼がどれだけタフないいサーファーか知っていたよ。だからターンとエアーがやれることのすべてだと信じて挑んだんだ。」そうフィオラヴァンティは語った。

ブラジル出身のウィリアン・カルドソは今大会中常に、大きなターンとパワルフなサーフィンでソリッドな点数を出してきた。カリフォルニア出身のタナー・ガダスカスはその事実を知っていた。だからこそこの荒れ狂うブラジリアンを叩くにはベストパフォーマンスで挑まなければならないと彼にはわかっていた。ガダスカスはこの試合のほとんどを支配していたように見えた。エクセレントスコアが必要だったカルドソは優先権を使ってレフトのいい波を捕らえ、四つの大きなバックハンドターンをスマッシュ。ジャッジはそれを高く評価するも、勝利には至らず、ガダスカスにクオーターファイナル進出を許した。

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タナー・ガダスカス

「ウィリアンがその波に乗った時には僕に出来ることは何もなかった。最終的にはその後僕は8.00を得ることができたから良かったけど、ウィリアンがいいサーファーだということは分かっていたから何が起こってもおかしくはないと思っていたよ。今年の初めにも試合でクオーターに残ったから、もう一度ここまで進めることが出来て本当に嬉しいよ。それにしてもいい大会だね。日本の文化もとてもいいね」。ガダスカスはそう語った。

オーストラリア出身のトーマス・ウッズが試合に出ている理由はQSポイントを得るためだけではなく、彼の楽しみでもある大会への旅費を稼ぐためでもあるのだ。ウッズは一貫してすべてのコンテストを基本的なサーフィンと革新的なサーフィンを織り交ぜながら戦ってきた。このラウンド6でもそれは変わらず、ソリッドなヒートで14.50ポイントをつけ、対するハワイアン、タナー・ヘンドリクソンを僅か0.10ポイントの差で退けた。

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トーマス・ウッド

「この結果は僕にとって非常に大きいです。なぜなら大会でポイントを稼ぐことはもちろん大事だけど、賞金を稼ぐことも次の大会に出場するために非常に重要なことなんです。勝てたことは嬉しくないとは言いませんが、最低でもセミファイナルまで進むことができたら、本当に嬉しいですね」。ウッズはそう語った。

明日はいよいよメンズ、ウィメンズともに王者が決まる。2016年Ichinomiya Chiba Openを最後まで見逃すな。