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志田に揺さぶられた Day3

Ichinomiya Chiba Open

志田に揺さぶられた Day3

2016年5月25日 水曜日

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Dion Atkinson

イベント3日目となったこの日、波は1~2ftと小さいなりにクリーンなコンディションの中、メンズQS6000はラウンド3を終え、ウィメンQS1000がスタートした。

メンズから見てみよう。昨日に続きラウンド3の最終10ヒートから始まった。この日最初の勝者となったのは、スモールウェーブもお手の物だということをジャッジにアピールした、フロリダ出身エヴァン・ガイゼルマンだった。ガイゼルマンはヒートの中で2本のベストウェーブを見つけ出し、トータルスコア14.17ポイントを稼ぎ出した。

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Evan Geiseilman

「今日の波は僕のホームのいつもの波みたいだったよ。フロリダではいつもこんな波でサーフィンしてるから、リラックスしてできたよ。大変だったのはその中でいい波に乗ることだったよ。でも楽しかったけどね」。ガイゼルマンはそう締めくくった。

CT選手でもあるトム・ウィットカーは、そのコンテスト経験を生かしながら、ヒートのほとんどの時間をバックアップスコアの波を探すことに費やした。
プライオリティーを持ちながら4位のポジションだったウィットカーはスコアーを出すことに躍起になっていた。そしてついにレフトの長い波を見つけると、ターンをいくつか繰り返し、2位のポジションへと繰り上がるポイントを得ることに成功したのだった。

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Tom Whitaker

「まる一週間、いい波が来ていたのを見て、僕はバンクの奥までパドルしたんだ。でもなかなか波が来なくて、優先権も持っていなかったから、最後に来た波は本当にギフトのようだったよ。こういうコンディションの中ではリスクはつきものだね」。

このラウンドの最後のヒートに登場したのはナンバーワンシードにしてCTコンペティターのキアヌ・アシンだった。対するローカルのアップカマーである稲葉玲王は忙しい立ち上がりだった。4.17ポイントをつけると、続けてライトハンドの波に素晴らしいスナップを繰り出し、バックアップスコアをエクセレントの8.27とした。アシンはライトの波を捕らえると、大きなリエントリーをスマッシュし、この日の最高得点となる9.07ポイントを得るも、稲葉はプライオリティーを生かし最後までアシンにいい波を与えなかった。稲葉は次のラウンドへと駒を進め、彼をサポートするローカルたちの祝福を浴びた。

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稲葉玲王

稲葉はこう語った。「僕はここでいつも十分なサポートを受けてきました。CT選手のキアヌとの対戦は本当に神経をすり減らしました。彼は親しい友人でもあり、僕はハワイに行った際には彼の家にお世話になったりしていたので、プライオリティーを持って彼を食い止めるのはかなり辛いものがありました。でもこのヒートはとてもストークしました」。

つづいてウィメンQS1000は、この日ファイナリストが出揃った。今イベントのナンバーワンシードである野呂玲花がその中にいることは驚くことではないだろう。現在野呂はカリフォルニアに滞在しているため、自国での試合を楽しんでいたようだ。

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野呂玲花

野呂はこう語った。「とても厳しい波でした。ファイナルまで残れたことはとても嬉しいです。先週末はとてもいい波がつづいていたから、ファイナルでは再びいい波で試合を出来るといいなと思います。こうして試合で日本に戻ってこれたことは嬉しいですね」。

すべてのヒートでビッグスコアをポスティングしていたのは、もう1人のファイナリスト、橋本恋だった。彼女はセミファイナルでレフトの長い波を見つけると、鋭いバックハンドサーフィンでトータルスコア16.67というエクセレントなポイントをつけた。

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橋本恋

橋本は語った。「左のほうでいい波が割れていたのはわかっていました。だから全てのヒートでそこにポジショニングしていました。自分のベストを尽くせたこと、そしてファイナルへ行けたことは本当に嬉しいです。あとは決勝でいい波が来ることを祈っています」。